楽天モバイル「周波数の無断変更」にみる危うさ

2020年6月20日

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https://news.yahoo.co.jp/articles/3c662054a1dae818575f5fe80ae5197d1ef07c8f?page=3

このニュースを見て分かるように携帯電話の新規参入(特に独自の電波塔を持つMNO)がいかに難しいか物語っているニュースとなっています。

今回の事例で最も良くなかったのが後出しで行ったことです。

変更申請 は元々、Miniの製造にあたって製造認可を取得していた対応周波数はバンド3やバンド1で、変更には電波法上、追加申請が必要だったがこれを怠っていたのが1番の要因です。

 楽天モバイルは消費者にも変更を伝えていなかったが、ユーザーからの指摘で明るみに出たため、6月10日にホームページ上にお詫びを掲載。“後出し”の形で周波数変更の申請を行い、「バンド1」などを外す周波数変更についての「技適マーク」(電波法の適合基準を満たす認証)を6月11日に取得した。  ただし、5月以降からこの追加取得までの期間について、無断で対応周波数を変えた端末を製造・販売していたことが確認されれば、「電波法が定める工事設計の合致義務に違反している可能性がある」(総務省電波環境課)。同省は6月26日までに楽天モバイルに詳しい報告を求めており、その結果を踏まえて処分内容を検討する方針とのことです。

ユーザーさんからの指摘があってからの報告、これが一番良くないですよね。

安さも大事ですがまずはお客様との信頼関係そして安心感が重要になってくると私は思っています。